Final 2015年3月31日 記事東吾妻町立岩島中学校 閉校のイメージ画像 History 68年

東吾妻町立岩島中学校 閉校

  • 文化・教育施設

東吾妻町立岩島中学校(群馬県吾妻郡東吾妻町吾妻町岩下1887)が、歴史の幕を下ろしたのは、2015年3月末のことでした。東吾妻町の町内5校の中学校を、統合して1校に集約するという、学校再編のための閉校でした。

昭和22年の学制の施行により、当校は岩島村立岩島中学校として、その営みをスタートさせました。その後、68年の長い間にわたって、6000人を超える卒業生を送り出してきました。閉校の年の在校生は67人でしたが、1960年代には550人を超える多くの子供たちが通う学校でありました。

当校で町内運動会が開催されていたこともありました。小学生から大人まで大勢の人々が集まったそうです。地区ごとの対抗リレーなどの競技が行われ、出店もあったとのことですから、楽しい思い出として覚えていらっしゃる方もいることでしょう。

近年も、あいさつ運動などを通して地域との絆を深めてきた当校の閉校式には、保護者・住民・卒業生など約150人が参加したそうです。閉校後も、建物は地域の人々のために活用されています。東吾妻町地域振興センターが設置され、地域コミュニティの整備や若者の定住を支援する活動の拠点となっています。

ゆかりのある方は今一度この地を訪れてみてはいかがでしょうか。吾妻川の流れと榛名山の峰々があなたを迎えてくれることでしょう。

(2022年4月執筆)

 

東吾妻町立岩島中学校

かつては地域の子供たちの賑やかな声が響いていたことでしょう。

 

東吾妻町立岩島中学校

懐かしい思い出が甦る方も多いのではないでしょうか。

PHOTO: 廃校5000  様

 

 

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