【足利市】中橋 架け替え
- 建物・施設
足利市の中橋は、栃木県足利市のシンボル的存在として長年親しまれてきた重要な橋です。1934年起工、1936年竣工・開通した中橋は、特徴的な3連アーチ構造を持ち、完成以来88年にわたり地域の発展を支え続けてきました。市内中心部に位置し、多くの車両が通行する重要な大動脈となっていました。
しかし、長年の懸案であった治水安全度向上のため、2022年から架け替え工事が進められています。そして2024年10月1日、架け替え工事のため車両通行止めとなり、実質的に通行路としての橋の機能は停止しました。現在の3連アーチ部分は新橋の下流側に移設され、歩行者や自転車専用の施設として活躍予定。そして、車道は新たに建設されることになっております。
当地の景色そのものであった中橋の記憶は永遠に人々の心に残ることでしょう。
(2024年1月執筆)
PHOTO:写真AC