岐阜県庁舎 移転/取壊
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岐阜県庁舎(岐阜県岐阜市薮田南2丁目1番1号)がその歴史の幕を下ろします。
現岐阜県庁舎は1966年に4代目県庁舎として竣工しました。半世紀以上の期間に渡り岐阜県民に対して行政サービスを提供してきました。岐阜市西部部に立地し、近隣に岐阜市と大垣市を結ぶ国道21号が東西に走ります。最寄り駅は少し離れるため、当庁舎へは車を利用する方が多いそうです。
長きにわたり親しまれた建物ですが半世紀の時の経過の影響は大きく、近年はその老朽化・耐震性の問題が指摘されていました。そこで数年前から新庁舎建設がなされており、いよいよ年明けのバトンタッチの時が近づいておりおます。
「半世紀の歴史を感じさせてくれる古い建物です。無駄を省いた機能的な構造のように思えます。小さいころから何度も足を運んだ建物ですので、取壊と聞くとやはり寂しい思いが沸き上がります。美しい公園と一体化した新しい県庁舎はとても綺麗なようですね。でも今まで県民に公共サービスを提供してくれた現庁舎に心よりの労いの言葉をお送りしたいです。」当地在住男性の言葉です。
(2022年10月執筆)
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