富士宮市立井の頭小学校 根原分校 休校
- 文化・教育施設
2007年3月末をもって、富士宮市立井の頭小学校根原分校(山梨県富士宮市根原155)が休校となりました。
1942年に上井出村立井之頭国民学校の根原分校として開校。同校は、富士山の麓の日本一小さな学校として知られていました。児童数はわずか2名でしたが、澄んだ空気の下でのびのびとした学校生活を送っていたそうです。また、富士山に関する問題や環境問題について取り組んでおり、過去には花の輪運動の代表校として選ばれたこともあります。現在も校舎は現存しており、学び舎として再開することを静かに待ち続けています。
65年間に渡りこの地区を見守り続けてきた同校ですが、残念ながら2007年に休校。長い歴史に一旦幕を下ろしました。ゆかりのある方はこの場所にもう一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
(2022年10月執筆)
懐かしい記憶が呼び起こされる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
卒業生・先生・地域住民など関係者様の心の中に、美しい思い出が永遠に記憶されますように。
PHOTO: 廃校5000 様