北九州市旧大阪商船
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旧大阪商船は、かつて存在した日本の海運会社です。その大阪商船の門司支店として、1917年に建設された旧大阪商船ビル(福岡県北九州市門司区港町7-18)。1964年の大阪商船と三井船舶の合併後は商船三井ビルと呼ばれ、1991年まで実際に利用されました。その後、北九州市がビル全体を取得し、1999年に登録有形文化財に登録されます。さらに2007年には近代化産業遺産に認定されました。
鮮やかな化粧煉瓦と欧州風の塔屋を擁する建物は現在においても堂々たる威厳と格式を兼ね備えます。ご興味のある方は一度現地に足を運んでみてはいかがでしょうか。九州の経済産業史にかかる歴史ロマンを感じとれることでしょう。
(2023年2月執筆)
海運業の隆盛を現在に伝えてくれる建物といえそうです。
PHOTO:PIXTA