長良川発電所
- 文化・教育施設
- 建物・施設
長良川発電所は、岐阜県美濃市立花にある中部電力の水路式水力発電所です。
1910年に名古屋電灯株式会社によって建設され、長良川流域で最初に造られた発電所としても知られます。名古屋市の発展を支えた貴重な産業遺産であり、その歴史的価値は高く評価されています。2000年に登録有形文化財に登録、2007年度には近代化産業遺産に認定されました。川に向かって設置された正門・煉瓦造階段・煉瓦造の5連アーチ構造の湯之洞水路橋等その美しい外観は多くの人々を魅了しております。
ご興味のある方は一度現地に足を運んでみてはいかがでしょうか。内部には入れないようですが、その美しい外観から当地の経済産業史にかかる歴史ロマンを感じとれることでしょう。
(2023年2月執筆)
100年以上に渡り当地で稼働を続けてくれている施設です。
PHOTO:PIXTA