敦賀市立看護専門学校 閉校
- 文化・教育施設
福井県敦賀市木崎にある敦賀市立看護専門学校が昨年、その門を閉じました。23年の歴史の閉幕です。この学校は公立敦賀准看護学院を前身とし、1994年に開校しました。閑静な住宅街や田畑に囲まれ、静かな学習環境が魅力の学校でした。しかし、施設の老朽化と少子化による学生数の減少、また看護人材教育の4年制化のために、2014年に敦賀市立看護大学の設立を機に閉校が決まりました。そして2017年3月、最後となる卒業生を送り出し、惜しまれながら閉校。23年間で卒業生は612人に上り、その半数以上は敦賀市内の医療機関へ就職しました。思い出の学び舎は2014年に取り壊されましたが、敦賀市内の散策がてら、跡地を訪れてみてはいかがでしょうか。(2018年1月執筆)