犬吠埼マリンパーク 閉館
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観光客が多い景勝地、千葉県東端の犬吠埼から徒歩約5分の立地にあり、ピンク色の外観と恐竜のモニュメントが観光客の目を引く犬吠埼マリンパーク(千葉県銚子市犬吠埼9575-1)が64年の歴史を経て2018年1月31日に閉館しました。1954年に銚子市が公営水族館として開園し銚子市観光協会が運営していましたが、のちに京成電鉄や富士食品が運営する民営の水族館となりました。最盛期には約30万人の年間来場者数がありましたが、東日本大震災以降は5万人程度に減少し、老朽化も進んだため閉館となったようです。フンボルトペンギンやアカウミガメなど約230種、2500匹が飼育され、中でも観客に水がかかるほど小ぶりなプールで開催されるイルカショーが人気でした。市内の幼稚園や小学生を無料で招待するなど銚子市民にとって思い出深いレジャースポットだっただけに、閉館が発表されると関係者からたくさんの感謝の言葉が寄せられました。(2018年3月執筆)