長崎県立ろう学校校舎 解体/取壊
- 文化・教育施設
長崎県大村市植松の長崎県立ろう学校(長崎県大村市植松3-160-2)は、2018年4月より大村市宮小路の新校舎へ移転。それに伴って1956年から本校として使用されてきた植松校舎は2018年3月で役目を終え、いずれ解体されることとなりました。 62年の歴史の閉幕です。2022年より開業が予定されている九州新幹線西九州ルート。そのための新駅が学校跡地に建設されるためです。同校は幼稚部から高等部まで一貫した教育が行われており、入学から15年以上をこの校舎で過ごした生徒さんも。聴覚をとぎすまし習った手話や指文字も駆使して友達や先生と心を通わせたこと、器や家具といったたくさんの作品づくりに励んだこと。たくさんの思い出が詰まった学び舎を最後に一度目に焼き付けてはいかがでしょうか。(2018年3月執筆)