土浦市立山ノ荘小学校 閉校
- 文化・教育施設
茨城県土浦市の山ノ荘小学校(茨城県土浦市本郷301)が、2018年3月をもって146年もの歴史に幕を閉じました。茨城県土浦市は、商業都市、学園都市、つくば市に隣接するためつくばエキスプレスを通じての交通の要所など、いろいろな側面を持っています。都市部を少し離れると、筑波山の元、のどかな田園風景が広がる土地柄でもあります。明治時代に始まったこの小学校は、移転や改名を繰り返しつつ、多くの子供たちの成長を見送ってきました。近年の少子化に伴い、生徒数が徐々に減少。近年では、一学年10人程度の小規模校となってしまっていました。
豊かな自然に恵まれた場所に建つこの小学校では、なんと学校の敷地内に茶畑があったのだそうです。5月には生徒たちが茶摘みをする姿が見られました。実はこの小学校、男女ツインのボーカルユニット「森と林」の「旅立つキミに」という歌のPVの撮影に使われています。
確かに、廊下の窓からはキレイな山々が見ることができます。このPVを見ながら、生徒たちが元気よく遊んでいた日々を想像してみるのも楽しいかもしれませんね。
(2018年4月執筆)