秋田県能代市立鶴形小学校 閉校
- 文化・教育施設
一級河川米代川を望み、長い歴史を持つ能代市の鶴形小学校(秋田県能代市町後16)が2019年3月末をもって閉校します。堂々たる144年の歴史の閉幕です。少子化による児童数減少のため、残念ながら同市の崇徳小学校とともに近隣の第五小学校に統合されます。
地域の特産品であるそばを種まきから収穫まで行ない、そば祭りとして地域の人たちに振る舞う体験カリキュラム。児童はもちろん地域住民が大喜びするイベントでした。また、モリアオガエルという珍しいカエルの生態観察と環境保全を以前から行なっており、賞を受賞したことも。このほか地域の清掃活動など学校外に目を向けた取り組みが多いのが特徴の学校でした。統合後も当校の美しい伝統は引き継がれることが期待されています。
(2018年10月執筆)