能代市立崇徳小学校 閉校

  • 文化・教育施設

秋田県能代市にある、能代市立崇徳小学校(秋田県能代市桧山字寺田4-8)は、伝統芸能「檜山舞」の継承などをはじめ、「地域とともに!」を合言葉にさまざまな活動を行ってきました。生活科・総合的な学習の時間には、地域に伝わる檜山納豆作りや日本北限のお茶として知られる「檜山茶」の茶摘みなども行ってきました。なんと檜山納豆作りは大豆の種まきから始め、納豆を入れる「わらづと」を作り、納豆菌をふりかけた大豆をわらづとに詰め込む、という納豆作りの一連の作業を行うことで、地域を理解し、伝統により愛着を持つことができたようです。

1874年の創立から144年を数える同校の校舎は、檜山城・武家屋敷をイメージして建てられた歴史館を思わせるような雰囲気。自慢の校舎で毎日子どもたちは元気に学んでいますが、2019年3月31日に閉校することとなり、その長い歴史に幕を下ろします。閉校前に、同校にまつわるたくさんの思い出を偲んではいかがでしょうか。

(2019年1月執筆)

 

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