四万十市立大用中学校 閉校
- 文化・教育施設
四万十市立大用中学校(高知県四万十市大用489-1)は、1947年に創立され、70年を超える歴史の中で改称・統合を繰り返しながら現在の名称となった中学校です。
同校では、生徒たちの手でしいたけを栽培・収穫を行い、佃煮にして地区のお祭りで販売するという、少し変わった活動を行っています。佃煮の作り方は地元である三つ又地区の方々から手ほどきを受けていましたが、佃煮に使っているゆずの皮を分けて頂いているという縁から、地元のゆず農家を訪れて収穫体験を行うなど、幅広く地域の人々との関わりを持って学んできました。
この地区ならではの体験・学習ができる大用中学校ですが、四万十市の学校再編計画により、2021年4月を目標として周辺の中学校との統合が発表されています。統合まではまだ時間がありますが、今のうちに一度学校を訪れて、懐かしい記憶を思い返してみてはいかがでしょうか。
(2019年1月執筆)