あやめ池幼稚園 閉園
- 文化・教育施設
奈良市北部の小高い山の上に建っている奈良市立あやめ池幼稚園(奈良市菅原町948-1)が、2019年3月末をもって閉園することに決まり、70年の歴史に幕を下ろすことになります。1949年4月、私立あやめ池幼稚園として発足し、町への移管やさまざまな変化を経てここまで運営を続けてきましたが、市の幼保連携型認定こども園への再編に伴う幼稚園の統廃合によって閉園が決まりました。
同園は2年保育で、4歳児と5歳児が通います。園から少し坂道を下ると蛙股池があり、園児たちが手をつないで散歩する姿がよく見られたそうです。閉園後については市により新しい認定こども園の事業者の誘致を行っていますので、施設がすぐに取り壊されてしまう、ということは現時点ではないようですが、この幼稚園にゆかりのある方は一度閉園までに訪ねてみてはいかがでしょうか。
(2019年1月執筆)