五新鉄道跡
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五新鉄道跡は、かつての五條市と新宮市を結ぶ未成線です。木材輸送のために計画されましたが、経済社会情勢の変化によりその建設は中断され、鉄道高架後などの一部の姿がそのまま残ります。
現在、一部の跡地はバス専用路線として、また「大阪大学コスモ観測所」などとして活用されます。鉄道敷設という大構想に賭けた先人の志を未来に語り継ごうとする当地の活動やその歴史的な意義が評価され、2016年に土木学会選奨土木遺産に認定されています。
ご興味のある方は一度現地に足を運ばれてはいかがでしょうか。きっと当地の歴史ロマンを感じ取ることができることでしょう。
(2023年7月執筆)
PHOTO:写真AC