奈良県立大宇陀高等学校 閉校
- 文化・教育施設
2023年3月末をもって、奈良県立大宇陀高等学校(奈良県宇陀市大宇陀迫間63-2)が閉校します。
1923年に旧制奈良県立宇陀中学校が開校。ここが当校の創立起源となります。同校は、全日制課程普通科の比較的小規模な高校。文系や理系、就職コースのほかに、2013年には介護に重点を置いたライフクリエイトコースが新設されました。校舎屋上には同校のシンボルでもある八角塔があり、開校当初より「八方より集い、八方へ飛躍していく」という精神が代々引き継がれています。また、社会貢献として生徒会やクラブ単位でのボランティア活動が盛んに行われており、いろんな場面で地域とのつながりを大切にしているとのことです。
100年間に渡りこの地区を見守り続けてきた同校ですが、残念ながら2023年に閉校予定。同校の校舎を活用した新設の奈良県立宇陀高等学校が誕生し、再び新たな歴史が始まりますが、奈良県立大宇陀高等学校としての歴史は閉幕となります。ゆかりのある方はこの場所にもう一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
(2022年7月執筆)