名護博物館 閉館
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名護・やんばる地域の歴史を伝え継いできた名護博物館(沖縄県名護市東江1丁目8−11)が、新博物館建設のため2019年3月末をもって常設展示を終了します。同館は1984年に開館しましたが、建物の老朽化等の理由から新たな場所へ移転することになりました。館内には地域性に富んだ動物の剥製や、資料などが展示されており、県内外を問わず老若男女から愛されてきました。1階・2階いたる所に置かれた剥製は当時の生活の縮図のようにも見え、昔の人たちがどういう暮らしをしてきたのか想像するのも楽しいでしょう。博物館のデザインにもこだわりが見られ、可愛らしい絵の書かれた外壁や入り口にある巨大なシャコガイの模型、そして昔ながらの商店風の受付はノスタルジーを感じさせます。コアなファンがついていた、遊び心に富んだ博物館でした。長い間本当にお疲れ様でした。(2019年2月執筆)
大きなフクギの木が見守り続けた施設です。
名護出身の賢人の銅像でしょうか。
長い間本当にお疲れ様でした。
PHOTO:那覇在住T様