志摩市立波切小学校 閉校
- 文化・教育施設
志摩市立波切小学校(志摩市大王町波切877-3)が2017年3月31日をもって閉校しました。当校の創立は1873年ですので、144年の堂々たる歴史の閉幕ということになります。社会問題に意識を持とうという教育方針を採用する学校であるということ。当校の特色でもあります。例えばごみが発生するメカニズムを検証しその削減のための解決策をさぐるという活動。子供たちはこのような高度な課題解決活動に触れる機会がもうけられたということです。社会の一員であることの意味を人生の序盤で形成してもらいたいとう当校の姿勢は地域住民に敬意を持たれていたということです。地域にとってとても大切な学び屋でしたが、近年においては地域の児童人口減少の影響が大きく、残念ながら歴史の幕を閉じることになりました。(2017年1月執筆)