大阪市立扇町総合高等学校 閉校

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大阪市北区にある大阪市立扇町総合高等学校(大阪府大阪市北区松ヶ枝町1-38)が、2022年3月末に閉校し99年の歴史に幕を下ろします。同校は1923年に商業学校として創立。移転や合併などを繰り返し、2001年に6つの系列の専門科目を選択できる総合学科に改編され、現在の名称になりました。同校では、生徒それぞれの興味や目標に応じて、「大阪文化」「マーケティングデザイン」「会計ビジネス」等の6つの系列から科目を選択し、選択科目は少人数で授業が行われているのが特徴です。卒業後は大学や専門学校に進学、企業に就職と多様で、それぞれが希望する進路に進んでいたようです。部活動にも励み、体育祭や文化祭なども団結して行われ、充実した高校生活を送るという当校ですが、残念ながら大阪市による再編整備により、2022年4月に市立南高等学校、市立西高等学校と統合することになりました。そして、扇町総合高等学校の校地に普通科高校が開校することになりますが、3校の歴史を受け継ぐ新たな高校の誕生に期待したいですね。(2019年5月執筆)

 

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