小浜市立阿納尻小学校 閉校
- 文化・教育施設
小浜市立阿納尻小学校(福井県小浜市阿納尻29-11)は、1873年に開校し1991年に閉校になった小学校です。木造二階建ての校舎はとても美しく、現代においては古めかしくも目新しい姿を当時のままに保っています。118年間地域の子供たちの学び舎として活躍後、2014年からは「象の駅」として地域住民の文化活動の拠点として利用されています。
ギャラリーとして利用されている教室では、窓枠と床の暖かな木目に展示物がよく映え、ゆったりとした時間の中での過ごすことができます。
建設されてから146年が経過した同校。地域や関係団体からとても愛され、進む老朽化には修復、保存の調整が続けられています。同校にゆかりがある方は、ぜひ一度足を運び、当時の思い出を振り返りながら日々の疲れを是非癒してみてください。
(2019年6月執筆)
この校舎入り口に元気に通った子供達がいたのですね。100年以上も前のことです。
保存状態の良さはこの校舎への地域の方々の思いそのものですね。
これからもずっと人々の憩いの場所であり続けてください。
PHOTO:遍照の響き/安納尻小学校
当校が佇む小浜市。若狭塗が有名です。この地で生産される漆器は伝統的工芸品に指定されております。特に塗箸は全国シェアーの80%以上 を占め、地域の重要産業になっております。
美しい若狭塗箸であなたの食卓を少し豊かにしてみてはいかがでしょうか?