長門市立青海島小学校 閉校
- 文化・教育施設
木造平屋建てのノスタルジックな校舎が目を引く青海島小学校(山口県長門市仙崎2874番地)が、2006年に閉校を迎えた後、体験交流の場として生まれ変わりました。
日本海側の小さな島に位置し、1954年に建築された同校は、少人数のこじんまりとした小学校。生徒達は学年の垣根を超えてみんな兄弟のように仲良く学校生活を送っていました。当時、絶滅危惧種であるメダカを保存するために生徒自ら「メダカ保存会」を作っており、メダカの孵化や川の清掃など多岐に渡って活動する様子も見られました。
しかし、児童数の減少を理由に52年の歴史に幕を閉じることに。その後廃校した校舎は再活用されています。一般の方にも開放されている同校は、民俗資料室や自然を活用した体験学習の場ともなっています。もし、この場所にゆかりのある方は当時の懐かしい校舎を再び訪れてみてはいかがでしょうか。
(2018年8月執筆)
永遠に記憶されますように。
綺麗な保存状態です。
格式のある入り口です。これからも地域の方の憩いの場所でありますように。
PHOTO:遍照の響き/青海島小学校