秋芳町立八代小学校 閉校
- 文化・教育施設
ミントグリーンの窓枠がモダンな雰囲気を醸し出す秋芳町立八代小学校(山口県美祢市秋芳町嘉万八代)が、2006年3月末に閉校後、地域の交流センターとして生まれ変わりました。
1950年に創立した同校は、周囲を緑の多い山々に囲まれた小規模な小学校。閉校した年の在校生はわずか3名でしたが、みんな仲良く学校生活を送っていました。現代の学校では珍しい特徴ですが、同校の子供達は校舎内では裸足で過ごしていたようで、廊下は現在でもとても綺麗に残っています。しかし、近年の少子化の影響は避けられず、ついに114年の歴史に幕を閉じることに。その後校舎は再活用され、生涯学習やそば打ち体験など、地域の方々が過ごす憩いの場として賑わいを見せています。もし、同校にゆかりのある方は、あの頃の懐かしい校舎をご覧に再び訪れてみてはいかかでしょうか。
(2018年8月執筆)
格式高い正門です。
タイムカプセルはまさに当校の歴史の証人ですね。
在校生の活動の軌跡は永遠に記憶されてゆくことでしょう。
PHOTO:遍照の響き/八代小学校