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萩市立明倫小学校 本館 閉校/改築

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国の有形文化財に登録され、日本最大級の木造校舎である萩市立明倫小学校本館(山口県萩市大字江向602)は、2014年3月末に学校としての利用が終了となりました。

1719年、のちに日本有数の歴史校として名を馳せることになった萩藩校明倫館が開校。1935年になると同館跡地に明倫小学校本館が建てられました。2階建ての校舎は現代ではとても珍しい木造学校建築の好例として、多くの人を魅了。同校は吉田松陰の教えを守る学校で、多い時では2000名もの生徒が通った時期があったとのことです。そんな歴史ある同校には元気な子供達が誇らしく、つい最近まで学校生活を送っていました。

しかし、建物の耐震工事を実施するにあたり、学校としての長い歴史に幕を閉じることに。2017年には萩の観光名所に生まれ変わりました。もし、同校にゆかりのある方は多くの人が訪れるこの場所に再度足を運んでみてはいかがでしょうか。

(2018年8月執筆)

 

実に美しい窓です。

 

まるで明治時代にスリップしたかのような教室です。

 

伝統と格式のある学び舎は永遠に卒業生や先生方の記憶に残ることでしょう。

PHOTO:遍照の響き/明倫小学校本館

 

VIDEO : Hiroki I 様

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