大田市立大田小学校 野城分校 閉校
- 文化・教育施設
1873年に開校し、137年もの歴史を経てきた大田市立大田小学校野城分校(島根県大田市三瓶町野城622)は、2007年から2010年の閉校までの間、児童不在の状態が続き休校していました。1・2年生の複式学級で編成されていた能代分校は古民家のような小さい木造校舎が特徴的で、一見すると学校には見えないかもしれません。周辺は田園地帯が広がり、山々が見渡せる自然豊かな土地で人家はあまり見当たりません。現在の校舎は、地元で採れた作物をお餅やこんにゃくなどに加工するための食品加工所へ生まれ変わり今も地域に貢献しています。ぜひ野城分校に思い出のある方は、ぜひもう一度足を運び、当時の記憶に思いを馳せてみてください。(2018年8月執筆)
学び舎としての歴史を経て新しい役割が与えられています。
PHOTO:遍照の響き/大田小学校野城分校