郡上市立小川小学校 旧校舎 取壊
- 文化・教育施設
岐阜県郡上市にある小川小学校(岐阜県郡上市明宝小川632番地)は、1873年に「漆原小学校小川分校」として開校した小学校。その後2004年に郡上市が発足するとともに現在の名称に変更されました。現在の名称になった2004年当時に子どもたちが学んでいたのは、1955年に完成した木造2階建ての校舎。完成から61年間、多くの子どもたちがこの校舎で過ごし、卒業していきました。小川小学校の特徴は、毎年敷地内に作られていた子どもたちのための野外スケートリンク。PTAや保護者の手によって作られたリンクで滑るという体験は、きっと思い出深い経験となっていることでしょう。
小川小学校では2016年に新校舎が完成し、長い歴史を持つ木造校舎は残念ながら取り壊しされることに。現在敷地内には新しい校舎だけを見ることができますが、小学校にゆかりのある方はぜひこの場所に足を運んで、在りし日の木造校舎を思い出してみてください。
(2019年4月執筆)
新しい校舎に伝統は引き継がれています。
これからも地域の子供達をお守りください。
PHOTO:遍照の響き/小川小学校