下呂市立湯屋小学校 閉校
- 文化・教育施設
2012年に統合により閉校になった下呂市立湯屋小学校(岐阜県下呂市小坂町湯屋46)が設立されたのは1876年のこと。森林率98パーセントを誇り、当時は林業が盛んに行われていた地域で建てられた湯屋小学校。総ヒノキで作られた美しい校舎の中で、子どもたちは元気に過ごしていました。
1954年に完成したこの木造2階建ての校舎は2017年に解体される予定でしたが、市から地域へ譲渡され、地域の人々が集う場所となっています。地元の人々が丁寧に手入れをしており、今も当時を思わせる姿を残しているので、湯屋小学校にゆかりのある人はぜひもう一度足を運んでみてはいかがでしょうか。赤い色をした木造校舎が、当時のように温かく迎え入れてくれるはずです。
(2019年3月執筆)
実に美しい木造校舎です。
休み時間のチャイムが鳴ると元気に子供達が飛び出してきたことでしょう。
これからも地域の大切な拠点としてご活躍下さい。
PHOTO:遍照の響き/湯屋小学校