北秋田市立浦田小学校 閉校
- 文化・教育施設
北秋田市立浦田小学校(秋田県北秋田市浦田字上岱5)は、1875年10月に浦田学校として創立され、1942年に現在の名称となった小学校です。同校は地域との関わりが非常に深く、グラウンドの造成や遊具の設置、そして桂瀬スキー場の整備など、地域の人々によるサポートの中、子どもたちは日々学び、元気に過ごしていました。
同校は周辺には「うらやま」と呼ばれていた山林があり、子どもたちはその山林の中でたくさんの動植物と触れ合うことができるなど、自然に囲まれた、恵まれた環境でした。そして同校の校舎は、1991年に秋田県を襲った台風19号により倒れた杉の木を利用して建築された校舎です。
2013年に米内沢小学校と統合したことにより、残念ながら閉校。137年もの長い歴史に幕を下ろしました。同校に思い出のある方も多いでしょう。ぜひもう一度この学校があった場所に足を運んでみてはいかがでしょうか。
(2019年5月執筆)
格式を感じられる門構えです。
かつては子供たちの賑やかな声で満たされていたことでしょう。
卒業生、先生方など関係者様の心の中に、美しい思い出が永遠に記憶されますように。
PHOTO:遍照の響き/浦田小学校