一関市立達古袋小学校 閉校
- 文化・教育施設
119メートルにも及ぶ長い廊下が印象的な、一関市立達古袋小学校(岩手県一関市萩荘字八幡153-1)。同校の校舎が建築されたのは1951年のこと。住民が役場と交渉し、建築にこぎつけることができた学校です。
建築当時は小学校に中学校が併設される形となっており、多くの子どもたちが通っていました。1学年1クラスの構成で、多い時には1クラスの人数が50名を超えることもあったようです。しかし、児童数の減少により2013年に統合により閉校し、その長い歴史に幕を下ろしました。閉校が決まると、同校の保存運動が行われるほど地域の人々に愛されていた達古袋小学校は、半分に耐震補強を施し、市民センターとして今でも活用されています。同校にゆかりのある方は、ぜひもう一度この場所を訪れてみてはいかがでしょうか。
(2019年10月執筆)
かつては子供たちの賑やかな声で満たされていたことでしょう。
沢山の思い出がつまった校舎です。
卒業生、先生方など関係者様の心の中に、美しい思い出が永遠に記憶されますように。
PHOTO:遍照の響き/達古袋小学校
VIDEO:SankeiNews 様