ゆだ高原駅舎 減築
- 建物・施設
ゆだ高原駅は1948年に国鉄横黒線の岩手湯田駅として開業しました。1970年に北上線に編入され、1987年の国鉄分割民営化でJR東日本の駅となりました。1990年に現在の公民館兼用駅舎が完成し、その翌1991年に「ゆだ高原駅」に改称されました。
特徴的な五角形の駅舎は、約3分の2が公民館、残りが駅舎として使用されており、待合室では図書を借りることができます。1995年には地元小学校の生徒が描いた絵で外壁が装飾されました。しかし、近年の公共施設維持管理コスト削減の流れを受け、ゆだ高原駅では公民館部分の解体を含む減築計画が定められており、長年地域のランドマークとして親しまれてきた特徴的な駅舎はその姿を大きく変えそうです。
ご興味のある方は是非一度現地を訪問されてみてはいかがでしょうか?可愛らしい五角形の駅舎の営みを心に刻む貴重な機会になるはずです。
(2024年9月執筆)
PHOTO:PIXTA