佐野市立下彦間小学校 閉校
- 文化・教育施設
1873年に安蘇郡新合村下彦間大松寺の学舎として開設された、歴史ある下彦間小学校(栃木県佐野市下彦間町500)が2020年3月で閉校し、147年の歴史に幕を下ろします。児童数が28人にまで減り、少子化が進んでおり近隣の学校と統合されるためです。
11月17日には、閉校記念として学校公開行事が開かれ、保護者だけでなく卒業生や元職員などが学校に集い、懐かしい思い出話に花を咲かせたとのこと。地域の田んぼでの田植え、地元産の食材を使った蕎麦打ち体験や味噌づくりといった地域に開かれた行事も数多くあるそうです。近年はオカリナに学校全体で取り組み、大きな大会に出場されたこともよき経験になったようです。閉校する3月までの間にゆったりとした坂道を上がって、懐かしい学校を訪ねてみてはいかがでしょう。
(2019年12月執筆)
懐かしい記憶が呼び起こされる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
地域の学び舎を守り抜いた先人達の強い想いを引き継ぎたいものです。
PHOTO: 廃校5000 様