一戸町立平糠小学校 閉校
- 文化・教育施設
一戸町立平糠小学校(岩手県二戸郡一戸町)は、1877年に平糠尋常小学校として創立された歴史のある小学校。平糠川と落合川の合流時点に位置していました。地域とのつながりが非常に強い小学校で、同校の校庭では地区の運動会や盆踊りが行われてきました。特に運動会は児童のほかに保護者や卒業生、地域に住む人々が集まる、地域と学校の交流の場になっていたようです。
1960年には140名の児童が同校に通っていたものの、徐々に生徒数が減少。2007年3月31日、小鳥谷小学校へ統合されることに伴い、残念ながら130年の歴史に幕を下ろしています。
地域の交流の場となっていた小学校が閉校することになり、多くの人が落胆されたようです。ぜひ、同校にゆかりがある方は、多くの人から愛された平糠小学校にもう一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
(2019年11月執筆)
沢山の思い出がつまった校舎です。
かつては子供たちの賑やかな声で満たされていたことでしょう。
長年に渡り、地域の子供達をお守り頂きありがとうございます。
PHOTO:遍照の響き/平糠小学校