秋田県立雄勝高等学校 閉校

  • 文化・教育施設

秋田県南部にある秋田県立雄勝高等学校(秋田県湯沢市下院内字小白岩197-2)が、2020年3月末に閉校し、4月から秋田県立湯沢翔北高等学校雄勝校として再出発しました。同校は、山間の長閑な地に1978年に開校した42年の歴史がある高校です。

最後の年となる2019年度は生徒数65人の小規模校でしたが、雄高祭や球技大会などの学校行事に加え、独自の教育プログラム、地域と連携した行事、国際交流など幅広く活動しており充実した高校生活を送っていたようです。学校設定教科に「地域」と「総合的な探究の時間」があり、「小町まつり」などの地域行事への参加や建設業体験フェスタの開催を通して、伝統文化や社会貢献の意義を学びました。また、校地内には雄勝町営弓道場「至誠館」があり、弓道部が各弓道大会において好成績を収めています。

4月から組織改編により校名が変わりましたが、引き続き同校の伝統は受け継がれていくことでしょう。同校にゆかりのある方は、ぜひもう一度この場所を訪れてみてはいかがでしょうか。

(2020年4月執筆)

 

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