お座敷電車 ニューなのはな 引退
- 乗り物
千葉エリアを中心に走行したJR東日本ジョイフルトレイン「ニューなのはな」が引退しました。
同車は1998年に、特急形車両の485系を改造して登場しました。その名のとおり、165系「なのはな」の後を継ぐ形でのデビューです。通常のクロスシートとお座敷を切り替えることができ、また交直流電化の両方に対応していることから、千葉エリアが中心ながらも幅広い線区を走行しました。外観も、海の近くらしい青と水色のボディ、そして前面にはなのはなをイメージさせる黄色のアクセントが入っています。
臨時列車や団体専用を中心に活躍しましたが、2016年8月で運行終了となり、同年9月にラストランイベントを行ってそのまま引退しました。房総の海を彷彿とさせたその姿は、現在でも多くのファンの心に印象深く残っていることでしょう。
(2018年10月執筆)
房総の海によく似合う車両でした。長い間お疲れ様でした。
PHOTO:PIXTA