広見町立近永西小学校 閉校
- 文化・教育施設
広見町立近永西小学校(愛媛県北宇和郡鬼北町大字北川1110)は明治中期である1890年に奈良簡易小学校として開校し、何度かの改称を経て近永西小学校の名称に落ち着いた後、1967年に統合して現在の近永小学校となり、77年の歴史を終えました。
閉校後の近永西小学校の建物は縫製所の工場となり現在でもその姿を見ることができます。講堂と校舎からなる建物は木造平屋の瓦屋根で、昔ながらの趣が感じられます。閉校から50年以上の歳月が流れ、地元の人もかつて学校が存在したことを知らないなど歴史に埋もれつつある場所です。
のどかな田園地帯にたたずむ姿からはいつまでも残っていてほしい郷愁を感じさせます。もし機会があれば一度足を運んでみてはいかがでしょう。
(2020年5月執筆)
かつては子供たちの賑やかな声が響いていたことでしょう。
沢山の思い出がつまっています。
長年に渡り、地域の子供達をお守り頂きありがとうございます。
PHOTO:遍照の響き/近永西小学校