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紫電改展示館 建替

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紫電改展示館は、太平洋戦争末期に開発された旧日本海軍の戦闘機「紫電改」を展示する施設です。

1978年11月、愛媛県愛南町久良湾の海底40mで、原型のままの紫電改が地元ダイバーによって発見されました。そして翌1979年7月14日、その車体は海中から引き上げられました。その後、恒久平和を願うシンボルとして、1980年に愛南町の馬瀬山公園に紫電改展示館が開館し、そこで紫電改は展示されました。機体の他に数々の部品、パイロットの写真、太平洋戦争末期の第343海軍航空隊松山基地の様子を再現したジオラマ等が館内に展示されます。

紫電改は終戦間近に開発された優れた戦闘機であり、この展示館は貴重な戦争遺産を後世に伝える重要な施設となっていますが、その老朽化も目立っており、建替計画が既に決定しています。

世界に現存する紫電改はわずか4機のみで、この展示館に展示されているのが日本国内で唯一の紫電改。ご興味のある方は是非機会をつくり現地に足を運ぶ機会を作ってみてはいかがでしょうか。平和の尊さを再認識できる貴重な機会になるはずです。

(2024年1月執筆)

平和の大切さを感じ取れる貴重な場所と言えそうです。

PHOTO:PIXTA

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