松山・小倉フェリー 運航終了
- 乗り物
松山・小倉フェリーは、半世紀以上にわたり四国と九州を結ぶ重要な海上交通路として活躍してきました。この航路は1973年に旧関西汽船によって開設され、2011年からフェリーさんふらわあが運航を引き継ぎました。2013年には石崎汽船が松山・小倉フェリーとして運航を開始し、現在に至ります。
長年にわたり、多くの旅客や車両を運んできましたが、2020年以降の新型コロナウイルス禍により利用者が激減しました。2018年度には約10万人だった利用客が2023年度には約4万6千人にまで減少し、車両も約4万5千台から約2万5千台に落ち込みました。さらに、燃料価格の高騰や船舶の老朽化も経営を圧迫し、2024年7月からは隔日運航に変更するなど収支改善を図りましたが、継続が困難となり、2025年6月30日をもって運航を終了することが決定しました。
この航路の終了は、地域の交通手段に大きな影響を与えることが予想されます。今後の代替交通手段の検討や、地域の観光振興策が求められるでしょう。航路終了までの間に、懐かしい昭和の雰囲気を残す「フェリーくるしま」に乗船し、松山と小倉を結ぶ海の旅を体験してみてはいかがでしょうか。
(2025年1月執筆)
PHOTO:PIXTA