新潟県立長岡農業高校 山古志分校 閉校
- 文化・教育施設
2006年3月末をもって、1948年に開校した新潟県立長岡農業高校 山古志分校(新潟県長岡市山古志種芋原)が生徒数減少のため閉校となりました。
山古志分校は、四方を山に囲まれ目の前には川が流れる場所に位置する学校です。現代風の白壁の校舎である同校は、開校当初定時制で農業科が設置されており、農業を学びたい生徒たちが通っていました。その後全日制へと移行したものの、農業科が廃止され普通科が設置されています。閉校して14年経った今でも校舎や体育館が現存しており、当時通っていた生徒の名前がロッカーに刻まれたままとなっています。
58年間に渡りこの地区を見守り続けてきた同校。小さな分校として地域活性化の手助けともなった山古志分校の歴史は今後も語り継がれるでしょう。同校にゆかりのある方は、この場所にもう一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
(2020年7月執筆)
かつては子供たちの賑やかな声が響いていたことでしょう。
沢山の思い出がつまっています。
確かにここに学び舎が存在した。その証が静かに佇んでいます。
PHOTO:遍照の響き/長岡農業高校 山古志分校