松代町立松代小学校 蓬平分校 閉校
- 文化・教育施設
松代町立松代小学校蓬平分校(新潟県十日町市松代田沢蓬平)は、1947年に分校となり1979年に独立校となったあと、1994年で47年の歴史に幕を閉じました。大元となる松代尋常高等小学校雪中派出所は1906年に開校した古い学校です。山奥の豪雪地帯に位置するため、冬季には雪に閉ざされ当時の児童たちが通学に苦労していたのではないでしょうか。
現在でも校舎が残っており、特産生産センターの文字が正面に書かれています。校舎内には卒業生が制作した作品などかつての面影が今もなお残されています。
周辺にある鉄棒とブランコは今でも近くの子どもたちに使われているようで、閉校から歳月が経っても地域に根ざした場所となっています。学校としての役目は終えていますが、子どもたちにとって特別な場所であることは変わりがないようです。
(2020年7月執筆)
かつては子供たちの賑やかな声が響いていたことでしょう。
長年に渡り、地域の子供達をお守り頂きありがとうございます。
PHOTO:遍照の響き/松代小学校蓬平分校