川西町立高倉小学校 閉校
- 文化・教育施設
川西町立高倉小学校(新潟県十日町市高倉戊)は1874年に開校した学校です。分校から独立し、長い歴史を持ちますが1986年に統廃合により閉校し111年に渡る歴史に幕を下ろしました。
閉校後、校舎は現存しておらず木造の体育館だけが残されています。この体育館は2018年に芸術祭の一環として十日町高倉博物館という名で、地域から集められた古い農機具などを音と光による演出で展示し好評を博しました。高倉地区の人たちの歴史が眠る同校は地域の人にとっては閉校後も特別な意味のある場所で、今もなお愛され続けています。
プール跡のそばの残る閉校記念碑が同校の1世紀以上の歴史を現代に伝えています。ゆかりのある方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
(2020年7月執筆)
100年以上にも渡り子供達が毎日登下校に利用した坂道です。
確かにここに学び舎が存在した。その証が静かに佇んでいます。
長年に渡り、地域の子供達をお守り頂きありがとうございます。
PHOTO:遍照の響き/高倉小学校