伊勢市立東大淀小学校 閉校
- 文化・教育施設
伊勢市立東大淀小学校(三重県伊勢市東大淀町351)は、1875年に雲洞院を仮校舎として授業をはじめた、歴史ある小学校です。
同校の特徴は、何といっても校庭の真ん中に立っている大きなくすの木。このくすの木は、100年以上も前に当時の教頭先生が植えたもの。当時は親指サイズの苗だったとのことですが、現在は15メートルもの高さに成長しています。東大淀小学校の子どもたちは、このくすの木に親しみをもち、「くすのきさん」と呼んでいます。同校の卒業生も、このくすのきさんが強く記憶に残っている方も多いのではないでしょうか。
現在、東大淀小学校は少子化の影響により市内の小学校との統合準備が進められています。統合時期はまだ調整中とのことですが、近いうちに同校が閉校の日を迎えるのもそう遠くないと予想されます。同校にゆかりのある方は、ぜひ統合前に足を運んでみてはいかがでしょうか。
(2020年12月執筆)