大宜味村立津波小学校 閉校
- 文化・教育施設
大宜味村立津波小学校(沖縄県国頭郡大宜味村字津波283)が2016年3月をもって閉校されることになりました。当校の創立は1910年(明治34年)、実に105年の見事な歴史を刻んできました。
海老やアユなどの姿も見られたという渡海川のそばに静かに佇む当校。その校歌の中では「渡海の浦は明けそめて 緑山波照り映えば」と記され、学校周辺の豊かな自然を描写します。美しくとても広い塩屋湾。塩屋湾南側に設置された津波小学校の設置は、塩屋湾より南に住む大宜味村民の悲願であったそうです。
長きに渡り地域の大切な学び舎として愛されましたが、地域の児童数の減少の影響を受け、多くの関係者に惜しまれながらその歴史の幕を下ろしました。
(2017年7月執筆)
斉唱「サラバ津波小(てぃんさぐの花)」は閉校となる学校への思いが詰められた歌となっていました。
出典 大宜味村広報おおぎみ
家庭の庭のようなアットホームな中庭です。
美しい海のすぐそばに校舎は佇んでいるのです。
懐かしい記憶が呼び起こされる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
地域の学び舎を守り抜いた先人達の強い想いを引き継ぎたいものです。
PHOTO:KENT様
VIDEO: OTSドローンクラブ 様