Final 2015年3月31日 記事中之条町立名久田小学校 閉校のイメージ画像 History 141年

中之条町立名久田小学校 閉校

  • 文化・教育施設

中之条町立名久田小学校(群馬県吾妻郡中之条町平2138)が、歴史に幕を下ろしたのは2015年3月末のことでした。当校の起源は、1873年(明治6年)創立の第118番中学区113番公立平小学校までさかのぼるとされており、実に140年という長い年月に渡り、この地の子供たちを見守ってきた学び舎でした。

当校は、旧名久田村の平の集落に築かれました。名久田村が周辺の自治体と合併して中之条町となった1955年から、約50年間は第五小学校という名称でしたので、「名久田小学校」よりも「第五小学校」の呼び方に慣れているという方もいらっしゃるでしょう。

校地は、現在の中之条の中心市街から北西へ国道145号を進んだところにあり、周辺は名久田川沿いに田畑が広がっています。食農教育に力を入れており、子どもたちはマイ軍手、マイ長靴を常備して、作物の世話や収穫に取り組みました。

2015年3月25日、卒業生も集まって執り行われた閉校式の後、校庭では記念碑の除幕式が行われました。校歌を彫り込んだ自然石の記念碑には「歩」の文字が刻まれています。この地域の子供たちを見守り続けた当校の「歩み」を引き継ぎ、学び舎を巣立った子供たちが、未来へ向けて力強く歩み続けることを願っているのだそうです。

ゆかりのある方は、今一度この地を訪れてみてはいかがでしょうか。

(2022年4月執筆)

 

中之条町立名久田小学校

懐かしい思い出が甦る方も多いのではないでしょうか。

 

中之条町立名久田小学校

当校の歴史と伝統は永遠に語り継がれることでしょう。

PHOTO: 廃校5000  様

 

 

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