横手体育館 取壊/移転
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秋田市内にある競技用体育施設、横手体育館（秋田県横手市条里2-2-40）が取壊されます。
当体育館の建設は1979年のこと。地下1階/鉄骨造一部鉄筋コンクリート造3階建構造の建物です。「横手平鹿広域圏民体育館」としてその歴史の歩みを始めた同施設は、開館から現在に至るまで地域住民に親しまれている存在です。しかし開館から長年が経過し、建物の老朽化や維持費等の問題が顕在化してきていました。特に旧耐震基準で建設されていることやバリアフリーやユニバーサルデザイン等の視点不足が考慮されその取壊と新築移転が正式に決定しています。
「ちょっと古いのですが清潔感のある施設です。スポーツ観戦というより自分が運動を楽しむという感じのコンパクトな施設で地域に密着しているこの場所が好きでした。新しく新築移転される体育館はきっと素晴らしいものになりそうですが、多くの思い出と笑顔をくれたこの体育館に感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。」近隣に住む男性の言葉です。
ゆかりのある方は当地に足を運んでみてはいかがでしょうか。きっと大切な記憶が蘇ることでしょう。
（2023年2月執筆）
PHOTO:Google Earth
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