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松代象山地下壕

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長野県松代市にある松代象山地下壕は、第二次世界大戦末期に極秘裏に建設された巨大な地下壕です。本土決戦に備え、日本の政府中枢機能を東京から長野県松代に移転する計画の一環として建設されました。

総延長5853m、床面積約23000平方メートルで、延べ300万人ともされる多数の人員が動員され、9か月という短い期間で巨費を投入した突貫工事で造られました。完成間近でしたが、終戦を迎えてその工事は中断されました。現在は一部が一般公開されています。

堅い岩盤地帯であるばかりでなく古くは川中島合戦の古戦場として知られている要害の地につくられた松代象山地下壕。戦争の悲惨さを後世に伝える貴重な歴史遺産です。ご興味のある方は一度現地に足を運んでみてはいかがでしょうか。きっと平和の尊さを感じ取る貴重な機会になるはずです。

(2024年4月執筆)

歴史を今に伝える貴重な場所と言えそうです。

PHOTO:写真AC

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