大町市立大町東小学校 閉校
- 文化・教育施設
大町市立大町東小学校(長野県大町市社6700)は、1981年に開校した小学校です。同校の前身ともいえる杜小学校は、1873年に木舟学校として開校した学校であり、1981年に閉校。その後、大町市立大町東小学校が開校しています。開校当初は591人の児童が通い、「地域で育てる学校」として、郷土の人物学習や自然体験など、地域固有の特色を活かした学びを提供してきました。
しかし大町市の再編計画に基づき、校区が分割された上で、2026年春に南小学校を拠点とする新校と、もう一つの新校に統合されることが決まっています。これに伴い同校は2026年3月31日に閉校し、大町東小学校の開校から45年、杜小学校の開校からは153の歴史に幕を下ろす予定となっています。閉校に伴い最後の夏となった2025年8月には、閉校記念イベント「東の子まつり」が開催されました。
大町東小学校は地域に根差した教育活動を展開し、児童と住民の交流の場として親しまれてきました。同校にゆかりのある方はもう一度この場所に足を運び、小学校で過ごした日々を振り返ってみてはいかがでしょうか。
(2025年9月執筆)