大町市立大町南小学校 閉校
- 文化・教育施設
大町市立大町南小学校(長野県大町市常盤下一3543-1)は、1889年に常盤村立常盤尋常小学校として創立した学校。その後1954年に大町市へ編入され、地域の児童教育の中心として発展してきました。1987年には常盤小学校から大町南小学校へ校名を改称し、新たな校歌も制定されています。
同校では、山麓の豊かな自然を活かした体験学習や、常盤地区公民館と連携した独自の地域活動など、地元に密着した形で学校運営が行われてきた歴史があります。しかし大町市全体の児童数減少を背景として2026年度より大町南部小学校が設立されることが決定。同校は2026年3月31日に閉校となり、137年の長い歴史に幕を下ろすことになりました。
閉校に伴いイベントや地域との交流事業も計画され、児童や保護者、地域住民が最後の思い出作りに取り組んでいます。同校にゆかりのある方は、ぜひもう一度この場所を訪れてみてはいかがでしょうか。小学校時代の思い出や地域行事の記憶を振り返ることができるかもしれません。
(2025年9月執筆)