鹿角市立末広小学校 閉校
- 文化・教育施設
秋田県の最北部・鹿角市十和田にある鹿角市立末広小学校(鹿角市十和田末広字不動平4-1)が2019年3月31日をもって閉校します。地域の若年人口減少の影響が大きく、残念ながら144年間の歴史の幕を閉じることになりました。閑静な住宅街に位置し、末広駅の近くに立つこの学校の歴史は古く、1875年に現在の末広小学校の原型となる松山学校が建てられました。自然に囲まれた場所ならではの、田んぼアートや農作業のような特色ある活動が盛んです。特に10年以上の活動実績を誇るハンドベル演奏は地元鹿角の各イベントで披露され、多くの市民に愛されてきました。統合後もこのハンドベル活動は継続される見通しです。少子化が特に進む秋田県では学校の統廃合が続いていますが、統合後も子どもたちは元気な姿を見せてくれるはずです。2019年4月から鹿角市立十和田小学校と統合されます。新統合校の新しい歴史が始まります。(2017年11月執筆)
機能的なデザインの美しい校舎です。
切なくなってしまうメッセージです。
長い間本当にお疲れ様でした。
PHOTO:Kengo_mi様/PIXTA