関西医科大学附属看護専門学校 閉校
- 文化・教育施設
関西医科大学附属看護専門学校(大阪府枚方市宇山東町18-89)が2021年3月に閉校します。1932年、大阪女子高等医学専門学校付属看護婦養成所が開校し、その後男女共学校になり、付属の関西医科大学の大学院の増設など様々な発展と共に、現在まで約5000名の卒業生を輩出してきました。この度2018年4月に開設される関西医科大学の看護学部に継承されることになり、関西医科大学付属看護専門学校は、2021年3月をもって閉校となります。89年の歴史の閉幕となります。校舎の老朽化や通学の不便さへの否定的な声もありましたが、現役医師や看護師の生の声が聞ける授業や、国家試験の対策、看護師になる為の心構えなど、医科大学の付属校特有の充実した内容が高い評価を勝ち得ていました。校舎は変わりますが、今後も質の高い看護師の育成に力を入れる方針とのことです。当校にゆかりのある方は一度現地に足を運んで、その長い歴史をかみしめてはいかがでしょうか。(2017年12月執筆)