杵築市立石小学校 閉校
- 文化・教育施設
杵築市立立石小学校(大分県杵築市山香町大字立石208)は、1873年に中小路藩士・野口善兵衛氏の邸宅を仮校舎として創立された学校です。翌年には藩政時代の惣会所兼吟味所であった広い家屋に移転し、地域の教育の中核として発展。伝統的な教育活動や自然豊かな環境を活かした体験学習を積極的に行ってきたという歴史があります。
しかし児童数の減少を背景として2026年3月31日をもって閉校が決定し、153年の歴史に幕を下ろす予定となっています。閉校記念事業実行委員会が写真展の開催や記念誌の制作を進めており、学校に関わってきた人々が昔の校舎や行事の思い出を振り返る貴重な機会となっています。
杵築市立立石小学校は、長きにわたり地域の中心的な学びの場として存在してきました。こちらの学校にゆかりのある方は、ぜひもう一度この場所に足を運んでみてはいかがでしょうか。懐かしい記憶を振りかえることができるかもしれません。
(2025年9月執筆)