沖縄県立図書館 閉館
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沖縄県立図書館(沖縄県那覇市寄宮1-2-16)が108年の歴史に幕を下ろします。当館の開館は1910年(明治43年)です。沖縄県庁の敷地内に沖繩縣立沖繩圖書館が開館しました。ここが当館の創立の起源となります。蔵書数は約84万冊を誇り(2018年1月時点)ます。郷土資料を大量に保有する点が特徴であり、琉球、沖縄に関する郷土資料を保存している施設としては沖縄県内で最大です。付近は与儀公園に面し、すぐそばに那覇市立中央図書館もあります。敷地内には豊富な緑地を残され、内部空間も外部の緑を取り込むイメージの作りになっています。
上述のように非常に歴史ある施設ですが、移転作業のため2018年4月から閉館となります。県立図書館としての機能は旭橋駅周辺の建設される新図書館に移転します。戦後沖縄の知の拠点としての重要な役割を終えることになります。最後に一度皆様の思い出を確かめに足を運んではいかがでしょうか?
美しいフォルムを持つ建造物でもあります。
周辺はガジュマルの緑に覆われます。沖縄らしい光景です。
長い間本当にお疲れ様でした。
PHOTO:那覇在住T様